8/28~8/29開催!『blast ブラスト!』@Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
うううううう~😢もっと早くに知っていたら観に行きたかった~!!マーチングバンド、金管楽器、打楽器、ダンスの心沸き立つコラボレーションに、それらの新しい魅せ方を追求したステージでもあり‥パフォーマーたちとその空間を一緒に作り上げている一体感や親近感もあるステージ!学生時代に吹奏楽部に所属していたり、日々の中に常に音楽がある人はもちろん、無い人も楽しめるエンターテインメント。ぜひ楽しんで欲しいです🤗
目次
🎼究極のエンターテインメント『blast ブラスト!』
YoutubeのCM映像からも伝わってくる躍動感面白い演出と色彩の美しさ。
12種類以上の「金管楽器(ブラス)」、51種類以上の「打楽器(パーカッション)」が使われ、パフォーマーたちが絶えず動き回る。
まさに楽器が踊り出す!
そしてフラッグや手具を駆使する「ヴィジュアル・アンサンブル(ダンサー/カラーガード)」の激しく美しいダンスパフォーマンス。
超一流のパフォーマーが集まり、常識では考えられない動きと技、とびきり美しい音楽で私たちを刺激する必見のショー! ~公式サイトより引用~
『blast ブラスト!』はアメリカの南北戦争に起源をもつ伝統的なドラム・コーとマーチングバンドをショーアップした、究極のエンターテインメント。プロフェッショナルな中にも、どこか懐かしさを感じさせます。
今年2024年に5年ぶりに日本に帰ってきた『blast ブラスト!』は7月28日から全国21か所で公演中。ここ、愛知での公演もいよいよまじかに迫って来ました。
なお、この記事は、6月27日にフジテレビ系列局で放送された「『blast ブラスト!』見どころ全部見せます!」を元に綴らせていただいています。
🎼『blast ブラスト!』のルーツ
blastの始まりは、1991年にドラム&ビューグル・コーの世界的大会「ドラム・コー・インターナショナル(DCI)」で優勝した「スター・オブ・インディアナ・ドラム&ビューグル・コー」から。
その後、オーディションで勝ち抜いた精鋭メンバーによって新しく訓練されたステージを繰り広げ、演劇界の世界的な登竜門であるロンドンのアポロ劇場で初公演。連日連夜スタンディング・オベイションが続き、圧倒的な成功を収めたんだそうです。(ロンドンのお客さんって目が肥えていて厳しいらしいです‥)
2001年にはブロードウェイに進出。
トニー賞(最優秀スペシャル・シアトリカル・イベント賞)とエミー賞(最優秀振付賞)の二冠を達成。さらに全米ツアー展開へと躍進しました。
日本には2003年に初上陸。
シリーズ通算で130万人以上の観客を動員したそうです。
🎼『blast ブラスト!』の基礎知識
blastの「音楽」を構成するのは、、
🔹Brass・・・12種類以上の金管楽器
🔹Percussio・・51種類以上の打楽器
🔸Visual Ensemble・・ダンサー/カラーガード(フラッグや手具を駆使)
blastとはこの【音楽隊・リズム隊・パフォーマンス】の3つの要素を持ち、カラー(色彩)の変化も楽しめるアメリカ発"魅せる”音楽エンターティンメントです。
🎼『blast ブラスト!』の爆発(blast)ポイント①
― 色の演出 ―
シーンごとにステージが様々な色に変化し、
また音と色彩で心情を映し出し、
観客を感情の旅路へと誘うのが大きな魅力。
🎼『blast ブラスト!』の爆発(blast)ポイント②
― ステージ外のパフォーマンス ―
ステージの他にも、休憩時間に行われる「インターミッション」と呼ばれる恒例のパフォーマンスや、終演後に観客の皆さんをお見送りする「ミート&グリート」など、ステージ外でもキャストと楽しめる最高の時間を過ごせるのもblastならではのもの。
🎼『blast ブラスト!』の爆発(blast)ポイント③
― 世界トップクラスのキャスト ―
5年ぶりに開催される、今年のオリジナル『blast』にはマーチングバンドやドラム・コーの世界選手権で活躍したパフォーマーが多数出演。
世界トップクラスのパフォーマンスと演出を堪能できます。
そして、なんと・・
blastには日本人キャストも出演しているんです🤗
◾石川 直(パーカッション)
2000年に日本人で初めてblastに参加。
ブロードウェイ公演の舞台も経験したしたレジェンドです。
石川さんの思う、今回の『blast ブラスト!』の見どころは・・
「blastはアメリカ生まれ、アメリカ育ちの舞台。
アメリカ人たちの日常に溢れるエンターティンメント感が味わえます。しいて言えば‥
〈ホームパーティー〉のようなショーだと思っています。
僕らが音楽であったり演出であったりをすべて準備して、みなさん(お客様)が来たら、一緒にそれを我々も楽しむという、客席と舞台の《見えない境界線》を崩していくっていうところもblastの魅力の一つです。」
〈インターミッション〉の魅力は・・
「ふつうの作品だと、なかなかこういう機会はないのかなぁと思うんですけど、
休憩中に我々がロビーに出て行って、お客様の目の前でパフォーマンスをするのを見ていただけるというのもblastの目玉商品の一つかなと思います。」
石川さんにとって『blast』とは・・
「自分にとってblastはライフワークだと感じていて…。
ただ5年ほど出来ていなかったこともあり、久々な感覚があるので、再出発っていうか‥。
でもトータルで考えると、20年以上前からやってきたので、その前にやっていたマーチングバンド、吹奏楽、オーケストラとやってきた自分としては、それを生業として出来るのはまさにライフワークだなって思います。」
今回の公演の楽しみ方は・・
「10年ぶりのオリジナル作品で、マーチングバンドならではのスピーディーな動き‥。みんなで素早い動き、素早い振付だとか、ステージングが目まぐるしく変わっていく中でのパフォーマンスがショー全体を通しての魅力のひとつだと思います。あとは‥
みなさまお馴染みの曲というか‥。例えば、中学・高校・大学と吹奏楽をやられてる方、オーケストラをやっている方には、自分たちも演奏したことがあるような曲をたくさん演奏しますので、そういう曲を『blast』風にエンターテインメントとして動きながら、演奏・パフォーマンスをすると、こんな風になるんだなぁというのを楽しんでいただけるショーになっています。」
パーカッションの見せ場は・・
「これも『blast』オリジナルならではの演出になるんですけど‥。
殺陣のような戦うシーンですね‥。〈バッテリーバトル〉〈ドラムバトル〉とか我々呼んでるんですけど、ドラムをしょいながら、動き回りながら、走り回りながら、相手を殴るような殺陣の振りが付いていたり、アクティブでスリリングで、かつコミカルな打楽器を使った殺陣のシーンは、まさにblastならではの演出だと思いますし、ドラムの見せ場のひとつでもあります。」
『blast』の特徴といえば・・
「〈EMOTIONAL JOURNEY〉と呼ばれている部分がありまして‥。
日本語に訳すと〈感情の旅路〉みたいなものですね。そもそもblastというのが〈色〉をテーマにやっているショーで、そのカラーに因んだスタイルの音楽であったり、曲・パフォーマンスっていうものをやっていくんですけど‥。
例えば、【青(ブルー)】のシーンはブルースであったり、ジャズであったり、オシャレで大人な感じのパフォーマンスであったり‥。
【ブラック】はですね‥。ドラムのバトルシーンであったり、打楽器のアクティブで激しいシーンですね‥。
あと、分かりやすいところでいう【赤(レッド)】。赤は情熱のシーンで、ショーの最後の一番盛り上がるところでレッドっていう情熱の赤が出て来ます。
他にも【緑(グリーン)】は平和を象徴するグリーンであったり、幸せなものであったり、自然をフューチャーするグリーンというシーンもあれば‥。
楽しさ、ハッピーな感じ、ちょっとコミカルな感じ‥そういうエンターティンメントの【楽しい!】っていう部分を表現した【黄色(イエロー)】であったり。
そういう様々な色が移り変わっていくのが、blastのカラーテーマですね。」
「音楽」をやっていなくても楽しめる・・?
「はい!もちろんです。音楽的な知識がないと楽しめないものではなく、直感的に感じて、楽しんでもらえるものだと思いますし、blastは視覚的な効果だったり、ダンサーたちが踊ったり、旗が舞ったり、照明が入ったり、様々な効果を生み出しているので、音楽プラスアルファの要素がたくさん詰まっています。
あとは、音楽のジャンルも様々で、クラシックや、有名な曲もあれば、ロックもあったり、あとはテクノみたいなものもあったり、近代音楽や、情熱的はラテン音楽であったり様々なノリの違う‥気持をいろんなところに持っていってくれるような音楽がいろいろあるので‥。何も知らなくても‥ふらっと夏のお祭りに行くような気分で来ていただいて、楽しめます。」
◾米所 裕夢(トランペット)
7月からの公演を控えた今の気持ちは・・?
「blastシリーズには2012年から参加をさせてもらっているんですけど‥。
オリジナルが10年ぶりなので、初心に戻ったというか‥新たな気持ちで‥。10年前と同じことをやるんじゃなく、自分にとって、再チャレンジできる場になればなっていう思いで挑もうと思っています。」
「聴かせ所・見せ所」を教えてください。
「ソロのシーンがあるんですけれども‥。
2012年、2014年の僕が参加したblastオリジナルのショーでもソロを取らしていただいた〈Loss〉という曲で今年もソロを吹かせていただく予定になっていますので、そこをぜひ聴いていただきたいと思っております。」
◾渋田 華暖(トランペット)
7月からの公演を控えた今の気持ちは・・?
「今回、初めての参加になるんですけど‥。
今まで(自分が)お客さんとして観ていて、ファン(=観客だった自分)とキャストが今回同じステージに乗るっていうのが、すごく楽しみで‥。ファンだった人と同じステージに乗るのがすごい楽しみです。」
「聴かせ所・見せ所」を教えてください。
「blastの曲は様々あるんですけど、お客さんとキャストが一体となる楽しい曲もたくさんあるので、そこが私のblastの中で一番好きなシーンです。」
◾丹澤 里穂菜(ヴィジュアル・アンサンブル)
7月からの公演を控えた今の気持ちは・・?
「初参加なので、すごく緊張しているんですけど‥。
(観客として)客席から観ていた、あのカッコイイ姿、パフォーマーに早くなれるように頑張ります。」
「聴かせ所・見せ所」を教えてください。
「赤い旗を使うシーンがあるんですけど、すごく情熱的で、惹き込まれるシーンなので、ぜひ見ていただきたいです。」
そして、あらためて石川 直さんの公演を控えた今の気持ち、「聴かせ所・見せ所」は・・?
「シンプルにまず嬉しいですね。やっぱり、コロナ禍があったり、今はいろいろな流れがあったので‥。また出来るかどうか分からないっていう思いもありました。こうやってまたチャンスをいただけたのはすごいありがたいですし、シンプルに楽しみにしています。」
「聴かせ所・見せ所」は・・
「ドラム的には‥〈ブラック〉というドラムのシーンですね。ドラムのバトルがあったり、殺陣のようなシーンがあったり、あと、大勢のドラム(奏者)が出てきて一緒に演奏する‥暗闇の中でスティックだけ光るシーンとかですね‥。みんながドラムセットのようなものを叩く迫力あるシーンもあるので‥。〈ブラック〉のシーンですかね‥」
そして日本人キャストの皆さんが、公演へ向けての意気込みを語って下さいました。
丹澤さん「3か月半、素敵な人たちと一緒にパフォーマンスできるので頑張ります!」
最後にニコッと照れたように笑う丹澤さんの笑顔が光っていました✨
渋田さん「12年前に観た『blast』の憧れのステージに今回立てることが楽しみでもあり、緊張でもあり、プレッシャーもありで、すごく複雑な気持ちなんですけど、お客様に楽しんでもらえるように一生懸命頑張りたいと思います!」
blastが好きで、好きでたまらない、という気持ちが最初から最後まで溢れている渋田さん。よほど楽しい時間をblastと共に過ごされたようで、その感動を、自分も繋ぎたいという思いが伝わって来ました。
米所さん「10年ぶりのオリジナルのblastで、全国各地を回るんですけど‥。やっぱり10年、待っててくれた人が各地にいるってことで、期待もだいぶ上がってると思うんですけど‥。その期待を裏切らない、最高のパフォーマンスができるように稽古に励もうと思っております。」
石川さんの次にblastとの関りが長い米所さん。
緊張した面持ちから生真面目さと、このblastへ懸ける熱い思いが伝わってきました。
石川さん「新しいメンバーの2人も含めてですけど、たくさん(メンバーが)入ってくるので‥。そこでまたblastの化学反応をメンバーたちでうまく起こせるかどうかが重要で‥。やっぱり、我々ベテランからしてみたら、みんなのスイッチをうまく入れたり、エンジンかけたりっていうのも、すごくポイントになるので‥。そういった雰囲気づくりがこのショーにとって、ものすごい重要。なので山形のリハーサル期間から、みんなでうまくファミリー感を出していけたらいいなと思っています。」
そして、『blast』のスペシャルサポーターでもあり、番組で見どころを案内してくださったMattさんからも、キャストのみなさんへ質問がありました。
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チームワークの高め方と練習時間が知りたい!
米所さん「1か月以上を一緒に過ごしながら‥朝9時から11時間、12時間かけて、1日練習をする訳で、本当に細かいことを細かくやって、お客さんの前でパフォーマンスをしているので、そういった意味ではそろいやすい。(動きを)そろえるために時間を費やしているんじゃないかなと思います。」
石川さん「音楽は協調性というものがすごく重要だったりもするので、マーチングであったり、管楽器でもドラムでもダンスでも、統一美というものを追求していくってところが、我々のこのジャンルのひとつの魅力なので、そこにはすごく意識を向けていますね。」
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