イタリアの食卓が我が家にやってくる~本格パスタソースの専門店~
去年の冬から両親と同居をはじめ、20代から90代近くまで、賑やかになった我が家。
一番困ったのは食事😥
世代によって、みんな好みも違うし、噛めないとかカラダの問題も出てきます。
で… もう、夕ご飯を作るのをやめました😅
だから…
5月に放送されたちゃーじの冷食特集とか、東桜デパートのお取寄せとか、何気に助かっています😌(東桜デパート経由じゃなく、直接定期コースにすることもありますが‥)
と、言う訳で・・
"美味しいもの"を探してウロウロしている時にパッと目に留まったのが、こちらのパスタソースのお店。
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1000坪の庭で育てるフレッシュハーブ
お店の名前は「パスタソースキッチン」。
(ん‥!?レストランじゃないの?)
と、思っていたから、テイクアウト専門店と知ってびっくり。
でも逆に、そこに・・
オーナーシェフ石川真二郎さんの思いを、感じた気がしました。
2匹のやぎと、ハーブに囲まれた、三重県松坂市にある「パスタソースキッチン」の工房。
およそ1000坪のハーブガーデンの中にあるそうです。
イタリアに料理の修行に行ってらしたという石川さん。
不況の国で、イタリア人でさえもなかなか働けない1つ星レストランで働いていらしたそう。
その経歴だけを聞けば、華やかな世界に身を置いていらしたんだと思ったけれど、
パスタソースキッチンの公式サイトの、Majiro-historyを読むと、決してその道は平坦ではなかったこと、いえ‥むしろ、その壮絶とも言えるイタリアでの暮らしが浮かび上がってきました。
“テイクアウト専門”のこだわり
修行先のイタリアは、日本人の石川さんを快く受け入れてくれた訳ではなく、むしろ厳しかった‥。
そんな中、"家族との食事の時間"を何よりも大切にする彼らの食卓に招かれた石川さんは、振舞われた料理とその時間をゆったりと過ごす彼らの様子に、感動を覚えたんだそうです。
庭で採れた野菜とハーブ、シンプルな食材を使い、おいしい手料理を作る。
なかでもハーブの力強さに衝撃を受けます。
実は石川さんは、誰もがその名を知る、某一流メーカーに勤務し、忙殺される日々を送っていたことも‥。そんな経験も相まって、家庭で手軽に本場の味が楽しめる、テイクアウト専門店を選択されたんだそうです。
と、いう訳で‥
さっそくお取寄せしてみました~🤗
冷凍されたソース。
そして、そのソースに合うパスタと具材が個包装され、なんと岩塩まで付いていました。
加えて、、
驚いたのは、パスタの作り方が詳細に書かれたこのレシピ表。
パスタを茹でる際の最良の火加減の確認方法や、ロングパスタ、ショートパスタの茹で方の違い。
そして、ソースによっては、湯煎ではなく50度以下の水解凍でと指定してあったり、その理由が書かれてあったり‥。また、塩辛いと感じる時、逆に薄いと感じた時の対処方法まで・・
そこには、選び抜いた食材を使い、試行錯誤を重ねてきたパスタソースを、一番おいしく食べてもらうことに徹底的にこだわった思いというか‥、もう、それを通り越した願いが伝わってきました。
私が食べたのは、「沖縄ペストジェノベーゼ」。
「パスタソースキッチン」の中で最も香りにこだわった特別なソースだそうで、繊細で芳醇なバジルのアロマを最大限引き出し、食べた瞬間バジルの香りが広がります。
そしてバジルの香りだけでなく、松の実とチーズが入ることで濃厚な味わいに‥。
さらにホクホクのジャガイモとシャキシャキのイモいんげんがトッピングされることで、まろやかさと、味に様々な彩りが加わり、最後までジェノベーゼを堪能することができました。
🍝参考資料
■東桜デパート
■Pasta Sauce Kitchen公式サイト
■「本場イタリアより美味しい」と話題沸騰。三重県発の感動パスタ〜大手メーカー勤務から星付きレストランを経て開業。辿りついた「幸せの食卓」〜(AdverTimes.)